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Travis Japan 松田元太くんを心より応援しています

絶望を経ての楽園 ~Summer Paradise 2018~ part.1

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Summer Paradise 2018 Travis Japan 全12公演お疲れさまでした。
待ち焦がれた1週間は儚い幻のように過ぎ去ってしまった。でもあの1週間は決して夢でも幻でもなく、Travis Japanの7人とファン、そして公演に携わったすべての人が創った最高の夏の楽園だった。でもわたしにとってこの楽園の始まりは絶望だった。



絶望した。あんなに心待ちにしていたサマパラでまさか絶望するなんて。楽しかったけれど初日の夜は相当落ち込んでしまった。
なんでわからないんだろう。わからない曲が多すぎた。特に後半は会場から悲鳴ともとれる歓声が続いたけどなんのことやらさっぱりわからない。松松ふたりで向き合って歌う曲がわからない。あとの5人がフロートに現れて歌う曲もわからない。これを絶望以外のなんと表現すれば。悔しかった。ここで気づかされたのは、わたしは松松の歩んできた道も5人が歩んできた道もTravis Japanが歩んできた道も全然知らないということ。知っているのはほんの、ほんの一握りだけ。まさに頭を鈍器で殴られたような衝撃だった。松松加入後しばらくしてからTravis Japanのファンになったわたしって、、、‟わからない”‟知らない”という劣等感が押し寄せてきてその周辺の感想を発することすら諦めてしまった。現場を知らないぽっと出の新規がプレゾンやSHOCKのことを語るなど無礼にも程がある。そして自分の無知さに心底がっかりした。すきって言っておきながら何も知らないじゃんそんな簡単にすきなんて言うなよ。とにかく悔しくてすぐに音源をかき集めて聴いて聴いて聴きまくった。劣等感のせいで心の底から楽しめないなんて悔しすぎる、絶対にそんな状況は回避したかった。おかげで引きずったのは3日くらいで最終公演の頃には元太くんそっちのけでHo! サマーを踊るくらいに回復したのでよかった。いや Ho! サマーは知ってたけど。

新しいものを追いかけるのが久しぶりなので、おたくはこうやって精神をすり減らしながらやっていくものだったな〜と改めて感じた次第。綴っていたらだんだん思い出して悲しくなってきたのでやめる。
という個人的な話。絶望編終わり。





さて楽園編。元太くん中心の超偏傾備忘録めも。


OP

幕が開ける前に宮近くんから順にメンバーひとりずつ煽りのような挨拶をしていく。元太くんは「おれの沼に引きずり込んでやるぜー!」「今日は誰を持って帰ろうかな~」「みんな愛し合ってこーぜー!」(すべてニュアンス)など多様だったけれど、最終的には「げんたでーーーす!げんたでーーーす!げんたでーーーーーす!」という至極単純な自己紹介になった。名前を覚えてもらうことはとっても大切なことだと思います天才です。


〜共通ブロック〜

Summer Paradise

ステージセットに7人並んで座って登場。元太くんは上手から2番目。腕組みをしてちょこんと座っててかわいい。イントロ流れ始めると一緒に腕組みしてどぅんどぅんしたくなる。
中村くんがリハで怪我をしてしまった旨を報告したのだけど、そのとき6人が中村くんにちょっかい出してるのがとてもほっこりした。そして元太くんは下手後列のときに斜め上手後ろにいる中村くんといつもハイタッチしていた。言葉にはしなくても7人は繋がっているんだな、と思わせてくれる時間だった。



仮面舞踏会

曲前にV字フォーメーションになりひとりずつモニターにアップで抜かれる。元太くんがトップバッターでいつも甘ふわちゅー。あまかわいい。
「One!」という2006年のタッキー主演舞台で使用された音源らしく、JAZZアレンジ?でTravis Japanにぴったり。てっきりトラジャオリジナルのアレンジかと思ったくらい。



パラダイス銀河

下手階段を上がってスカイステージ*1へ。3バル高さの階段踊り場で ♬胸のりんご剥いて~ の歌詞に合わせて手でむきむき。剥き方はみかんだったりバナナだったりで相当ワイルド。そのりんごを客席にトスしたり下に投げつけたりいろいろやってたけどぶん投げるのがわんぱく元太くんという感じでいちばんすき。



硝子の少年

スカイステージで横一列。元太くんはセンター。どセンターです。2バルのどセン席だったときに0ズレかつ高さもぴったりでずっと見られたのが至福だった。もう何度でも言うけれど足の先から指の先までほんっっっとうに美しい。角度まで計算し尽くされていて、魅せるという意識が高い。正面を向いている時は視線がぶれることなく光線のように向かってくるので自分に向かってパフォーマンスしてくれているのかと錯覚しそうになるあれは。一点の曇りもないキラキラとした瞳で真っ直ぐ前を見据えている表情が自信と希望に満ち溢れていて、ああ、この表情をこれからもずっと見続けたいな~なんて思った(半泣き)。



NON STOP!

スカイステージ上手で如恵留くんと一緒にぐるぐるぐるぐるどっかーーーん!(かわいい)中村くんが復活して上がってたとき、ふたりに挟まれてびっくりしてた。上手階段から降りてきて1バル高さの踊り場から身を乗り出して元太くんの煽り!

元太くん「みなさん声出せますか!」
  会場「イェーイ!」
元太くん「Travis Japanに会いたかったですか!」
  会場「イェーーーーイ!!!」
元太くん「Travis Japanもみんなに会いたかったよね?」
   6人「イェェェェェェェ!!!」
元太くん「さあ盛り上がっていきましょう!ノンストップで行こうぜ〜!」
(すべてニュアンス)

メンバーにも聞いて、それにハイテンションで応えている姿が見られるのはファン冥利に尽きる。フォーメーションになったあと、前にいる宮近くんに「イーネ!!」って褒めてもらってうれしそうににこにこアイコンタクトしててわたしも見ててうれしいにこにこ。曲中のことはほとんど覚えていないけれど ♬君もわかるさ NON STOPで~ の振り方がショーダンスみたいで美しかった。松倉くんが元太くんのジャケットめくって左胸から指ハート出してくるのかわいかったな~心の中に松松。最後はフロートで一列になって暗転捌け。

〜共通ブロック終〜


Happy Groovy

衣装の話をします。キスマイからもらった青い衣装をトラジャブロックの頭に持ってくる彼らの意図を妄想したら、、、(涙目)Yummy!!で培ったものを自分たちの現場で自分たちのファンに思いっきり見せつけるぞ!っていう気合も感じた。(妄想)
この曲の切り込み隊長感が最高によかった。みんなYouTubeでファンコールの予習しをていていつでもかかって来い!みたいな心持ちだっただろうから、初日の段階でもうバチッと決まってた気がする。C/Rではないもはや合唱。あんなに楽しい合唱今まで経験したこと無かった。公演を重ねるたびに煽りが追加されコールの声量も大きくなり会場全体でコンサートをよりいいものにしているという感覚になった。公演中あまり声をあげるタイプでは無いので序盤でテンションをあそこまで持ってくのはなかなか大変だなとは思ったけれど、やってみたらすごく楽しかった。なんだかただただ楽しいなって思った。


Supernova

みゅーころ!みゅーころ!!去年のキスマイツアーMUSIC COLOSSEUMではじめて見たとき度肝を抜かれた。今のJr.ってこんなに踊れるのかと。確かこのとき七五三掛くんを見つけた。こんな美人顔でガッシガシ踊るんだ!ってギャップに驚かされた記憶。
それはさておき、サビ入るときのジャンプが元太くんだけ人一倍高くてめちゃくちゃ気合入ってるかっこいい!って思った。最終公演のときは特に高かったような。初日両公演とも靴紐がほどけてしまっていて危なっかしいな~という心配もなんのその、メロで後ろ向きになったタイミングやラップパートでモニター前に集まったときにいつの間にか直していてShow must go on精神を感じた。後半の公演は煽りが追加されて一気に会場のボルテージが上がったのもぞくぞくした。やっぱり生ものはこうやってどんどんよくなっていくから何度でも入りたくなってしまう。そう思わせてくれるTravis Japanはすごい。



Lock Lock

イントロで全わたしが沸く。キスマイのドームで見た光景もよかったけど、Travis Japanとそのファンだけでやるぐるぐる×2とんとんは勢いがあってさらに素敵だった。この曲ただただシンプルにすきで、♬派手に暴れようCrazy で一緒に頭抱えて振り回してしまうくらいにすき。Travis Japanのオリジナル曲はシンクロダンスが多いので各々の個性がよく出ているところも珍しくていい。わたしはしめげんパート後に後ろを向いて腰を振りながら両手を伸ばす元太くんの姿がすきです、キレのあるおしりを見られるので。



愛の花

下手の如恵留くんと向かい合って上手で歌う元太くん。本当に歌がうまい。局動画でイン・ザ・ルームとスワンソングを見たとき、歌唱力にも相当驚いたけどとってもいい声の持ち主であることにも驚いた。しゃかりきに踊っている姿しか印象に無くてそもそもマイクを持って歌っている姿を見たことが無かったので、歌がうまい子だなんて知らなかったもっと早く気づきたかった。こんな素敵な歌声もっと知られてもいいのに!なんで!!と思ったけど、きっと昔からそう思っている人がたくさんいるんだろうな。元太くんの魅力がもっと広まるといい。

悲しい夜でも つらいときでも
ひとりじゃない 僕ら力合わせながら
手をつないで生きてこう
みんなの声を この心を
ひとつにして一歩一歩歩いてくよ
空に向かって 街の隅で今日も
愛の花は力いっぱい咲いているよ

いつまでも いつの日も忘れないさ
大切なこの愛

みんなの声は この命は
時を超えて永遠にずっとつながってくよ
君の胸に 僕の胸に いま
愛の花が強く優しく咲いているよ

改めて歌詞を見たらぐっとくる。Travis Japanが、元太くんと如恵留くんが、この歌詞を歌っていることでどんな意味を成すのか。想像の域を出ることは無くてもそれだけで感動する。
僕らというのはTravis Japanとファンのことを指すのか、それとも去年11月まで2と5で別々の道を歩んでいたTravis Japan7人のことを指すのか。
7人にはずっとずっと愛の花に囲まれていてほしい。



夢のHollywood

松倉くんのソロから始まるこの曲。これからの未来、本当に彼ら7人がわたしたちをハリウッドに連れて行ってくれる日が来るんじゃないかなってわくわくしてる。ハリウッド貯金しなきゃ。こういうショーダンスのような振り付けは元太くんの得意分野な気がするんですけどわたしの気のせいでしょうか。



イン・ザ・ルーム

局動画でメロディアスな元太くんの歌い出しに驚かされた身としては、生で聴くことができてとてもうれしかった。もしかすると5ヵ月の短いスパンで同じ曲をやることに対してマイナスな意見もあるのかもしれないけれど、あれだけ演出が変わればもはや別の作品じゃないかと思う。
上手からタップシューズに履き替えて登場。元太くん宮近くん如恵留くんがタップダンスで、七五三掛くん閑也くん松倉くん中村くんは椅子とステップを踏んでいるかのように自在に操る。平均年齢21.3歳のグループとは思えないほどうっとりしてしまう演出。平均年齢21.3歳って、、、計算してびっくりした。椅子に片足を乗せて元太くんと閑也くんが向かい合うとき、いつも楽しそうにアイコンタクトしてた。6人のメンバーに包まれて心から楽しそうに歌ったり踊ったりしている元太くんの姿を見ているのがいちばん楽しくて幸せだからうれしい。一度だけ、椅子に腰かけた元太くんの左腕に掌を滑らせる閑也くんを目撃してしまったんだけど、あれはちょっとやばかった。そういうことするイメージ無かったから。



Maybe

いちごみるくナンバー。私の中での表記は《Ichigo Milk》(斜体がポイント)。
閑也くんが手をかざして4つのスポットライトを点ける。そして4人がステージ中央に滑り込みながら体育座りをする。初日は歌い出しで頭が真っ白になった。本っっっ当に元太くんは歌がうまい。みんな元太くんの歌声知ってる?聞いて???って言いふらしたい。喉の奥から送り出される囁くような歌い方。 ♬「Maybe もう二度と恋はできない」なんて 悲しみを味わった胸 知らず臆病に の”なんて”と”ず臆病に”の低音がすごく心臓に響く。そのときの元太くんの表情が別に悲しそうには見えないところがまた深くて。何かを呑み込んで自分の中で納得させようとしているような印象を受けた。はっっ『冷静な自分を隠し持つようになってしまった』を表現していたの??ちょっと待って書いている今まさに気づいてしまったなんという表現力(頭抱)脱帽。
歌だけじゃなくてコンテンポラリーダンスもすごかった。曲が進むにつれて粛々と激しくなっていき、4人が争っている設定なのかな。元太くんのサスペンダーが右肩だけ外れてしまうことがあったけどそれすらも演出なんじゃないかと思う。元太くんは髪の毛の1本1本まで演出をつけている。このタイミングで目にかかってくるなんてずるいっていつも思っていた。サビで下から風が吹いて照明が当たったときのお顔の影がもう芸術というかなんというか言葉にできないのに、さらには今にも消えてしまいそうな儚い表情をしていて息するのを忘れそうになる。シンクロダンスとは違い、表現力と全身の滑らかさが際立っていてTravis Japanが踊るダンスの幅を象徴していた。
そう、演出の魔術師SUZIYAを語らずには終われない。照明が点滅するのなんて雰囲気にぴったりだった。その一瞬一瞬で元太くんの表情がころころ変わっているような気がしたし、歌詞の中の一人称の不安定な心情を表しているのかなと思った。ずっと双眼鏡で元太くんを見ていたのでサビ?から照明がメンカラになるの知らなくて最終日にはじめて見た。ごめんなさい。こういった細部までこだわってつくっているのが素人にも伝わる閑也くんの演出は本当に素敵。SUZIYA最高。



Up&Down and Up&Down, Yo Dance!

トリプルカイトのかっこいいのに笑ってしまう、それでもかっこいいダンスナンバー。トリプルヤンチャカイト(かわいい)。振り付けは美勇人くん。ストリートダンスにインスパイアされたであろう演出が確かに、美勇人くん!って感じする。松倉くんが空気椅子?っていうくらい足を90度近く曲げて腰を落としていたのが印象的だった。



Wait for You

電飾のついたスタンドマイクを持って横一列で歌う。元太くんは最上手。音源は20周年のときに使用されたピアノアレンジだそう。
衣装の話をします。元太くんのアイウェア姿がたまらなさすぎてたまらない(語彙力)。元太くんにはメガネじゃなくてアイウェアという単語を使いたい。日頃から口癖のように言っているけれど、身に着けるアイテムやそのときの状況、環境でまったくの別人になってしまう元太くんはカメレオン俳優だと信じて疑わない。「あげみざわ~」「巨峰ってなんれすか」「ママに似てます」なんて発言するような若者にはどうしたって見えない。



SPARK

前曲に続いてはじめはスタンドマイクで歌い、途中からマイクを動かして中央でダンスしたりまたマイクを使ったりと曲中で何度も変わった。女優フェイスの七五三掛くんがこのクールなダンスを振り付けしてるって沼すぎる。
休日は豆を挽くことから始まり近くの喫茶店でブランチしながら読書してますみたいなビジュアルであんなガシガシ踊られたら困る。下向いてアイウェアの位置を直す仕草が刺さる。顎をあげて薄目で見てくるの相当やばかった。そんな顔で見ないで見てないことはわかっています。



PICK IT UP

SPARKからの繋ぎが超かっこいいキスマイみたいというかYummy!!と同じ。イントロで肩揺らしてしまうし ♬偽りのない世界 で肩まわしてしまう。
‟光注ぐ空に誓うよ”の振りが毎回ちがっていて楽しみのひとつだったんだけど、祭り単独のときの掌をひらひらさせるバージョンは見られなかったな~いつか見られますように。



one chance

Hey clap clap clap …でみんなでクラップするのあがる~!ここも後半に煽りが入って会場のテンションがより高まった。
元太くんが‟君を幸せにしたテクノロジー、愛も買えそうだ。”って歌うのやばい。元太くんがいちばんテクノロジーに幸せにされてそうだけど決して愛は買わないでほしい。サビの ♬運命のone chance ~人生を変える までの振り全部まるまる超絶すきめちゃくちゃかっこいい。ここMaybeと同じくらい映像に残してほしい。去年のキントレでも披露していて宮近くんが振り付けを担当したと知った。天才。グループ内に振り付けできる人がこれだけいてしかもテイストが全然違うの本当に強い。魅せ方を知りすぎている。
‟超いい”日替わりも楽しかったー!初日の初回に選ばれた元太くん!えっへん!!



トラジャ海の家

のえ松松チーム vs 閑也チーム のトラスタ映え対決。オーラスは店長の宮近くんが勝利、お後がよろしいようで。
「ママーーーーー」
「おれのママはきんぱつのマァマ ママがはいてるのはオレンジのハーパン」
YOSHIKIさん!」
「(眉間をつまんで)ミナサンコンニチハ カワシマノエルデス」
「担当の人に頼めば声出してくれるかなって」
「(松倉くんと肩を組んで)おれら仲いいもんなっ♪」
等々

客席の「映え~!」を聞いたときのリアクションが毎度毎度かわいくて。ショックでタオルぽろって落としちゃったり機嫌損ねてぷんすこしちゃったり小刻みに頷いて満足そうにしたり表情がめまぐるしく変わっていくのが赤ちゃんみたいだった(大袈裟)。写真の二の腕がぷにってしてるっていじられたときがめーーーっちゃかわいかった!タオルを床にたたきつけて地団駄踏んで仕舞いにはこのやろっ!って殴り掛かりに行こうとして松倉くんに羽交い絞めにされるっていう寸劇。かわいいいいい。お顔の汗を拭くとき畳んだままのタオルをお顔が迎えに行くような感じでぽふぽふさせていていつもお上品だった。宮近レフェリーが登場したときは元太選手が神のご加護を祈ったり天にキスしたりしてた。ナイスシュートです。




この倍の文字数と考えたら気が遠くなったので一旦区切ってアップ。
続きはサマパラ本編がYouTubeにアップされる9/6までには書き上げたい…厳しい…

*1:メインステージ上部に設営された3バルの高さで橋のような細いステージ